列挙体・テキストリング・メニューリング LabVIEW

LabVIEW基本講座4-5

LabVIEWで項目リストから選択する列挙体・テキストリング・メニューリングについて説明します。
列挙体とリングは、登録した項目から1つを選択して、データ出力、表示を行えます。
VIフロントパネルで、右クリック→「リング&列挙体」のカテゴリから選択します。

列挙体・リング

列挙体

LabVIEWの列挙体は、選択する項目の文字列と数値に対応したデータとなります。

列挙体

項目の作成は、列挙体で右クリック→「項目を編集」で表示される編集画面で項目の追加、削除が行えます。項目に対応する数値は連続した値のみとなります。

列挙体編集

LabVIEWの列挙体は、選択する項目の文字列と数値に対応したデータとなります。ケースストラクチャに入力した際、テキストでケースが作成できます。

列挙体ケースストラクチャ

テキストリング・メニューリング

LabVIEWのリングは、選択する項目に対応した数値データとなります。

リング

選択したリングから1つを選択して数値データとして出力、入力された数値に対応した項目を表示します。

リング計算

項目の作成は、リングで右クリック→「項目を編集」で表示される編集画面で項目の追加、削除が行えます。
項目に対応する数値は順番に関係なく設定できます。

リング編集

リングの場合、数値データ扱われるので、列挙体と異なりケースストラクチャで項目名でケースを作成できません。
リングは、連続的ではない値や未登録の値を扱うことも可能です。

リングケース

列挙体とリングはリストから項目を1つ選択する動作は同じですが、列挙体が項目の文字列と数値に対応したデータを持つ、リングが連続しない数値データを扱えると違いがあります。プログラミングしながら状況に合わせて使い分けられるようになりましょう。

コンボボックス

LabVIEWには、リストから項目を選択するデータ型に「コンボボックス」もあります。
コンボボックスは文字列でデータを扱います。

コンボボックス
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