自動列車停止装置試験システム

自動列車停止装置試験システム
自動列車停止装置試験システム  画面
自動列車停止装置試験システム ハードウェア

システム概要

自動列車停止装置試験システムは、ATS(Automatic Train Stop,自動列車停止装置)システムなどで車上子との間で情報を送受信するために、地上に設置された装置、地上子(Balise)を試験するためのシステムです。
Baliseへテレパワーを送信し、受信したアップリンクを解析して結果表示、ログファイルの作成を行います。
試験は試験標準規格であるSUBSET-085およびSUBSET-036に準拠した手順で実施します。
ソフトウェアはLabVIEWとTestStandの開発ツールを用いて開発されており柔軟性、活用性が高く、生産用途などの自動試験機として使用可能です。

特徴

  1. 信号発生器とRF信号アナライザの同期性能
    SUBSET-085に準拠した計測が行うため入出力を同期をソフトで制御可能
  2. Balise応答信号の解析
    集録したBalise応答のIQデータを復調してピークパワーや帯域内電力を測定
  3. 試験項目のカスタマイズ
    作業者自身が任意にカスタマイズできる