レーザー光制御装置
レーザー出力装置の制御ソフトウェア開発の事例を紹介します。
機能要件
PCとレーザー出力装置をインターフェイスBOXを介して通信制御します。
PCにNI製カウンタボードを搭載して、指定したパラメータに従ってBurst ON信号、P/H信号、Trigger信号を出力します。また、カウンタボードのDIOラインを用いてモードの変更やパルス出力前のステータスの確認を行います。
PCにはNI DAQボードも搭載して、パルス出力と同期して電圧信号の集録、平均/積算、表示、保存を行います。
レーザ制御時には、TCP/IPのSocket通信によるコマンドか、マニュアル操作によってパルス出力を行います。
アナログ/デジタルの信号出力を出力時間と出力電圧レベルをチャンネルごとに指定して出力します。これを任意のパターン/回数で実行する制御システムとなります。また、外部に接続した任意の機器についてコマンド送信による設定を行うことも可能です。
出力パルス設定
- パルス数(設定可能:設定可能範囲0~50000)
- 発光周波数(1kHz/2kHz/4kHz/6kHzの選択)
- チャージ出力遅延(設定可能範囲0.1~200[μs])
- チャージ出力幅(設定可能範囲0.1~300[μs])
- P/H出力遅延
- P/H出力幅
- Beam Quality Check
レーザーステータス
- Beam Quality
- Wave Quality
- Spect. Quality
- Energy Quality
システム構成図
LabVIEWソフトウェア
LabVIEWプログラムによる拡張性の高いソフトウェアとなっており、カスタマイズ、機能追加に対応します。