CAN解析ツール EasyCAN
ペリテックが開発したCAN解析ツールEasyCAN(イージーキャン)を紹介します。
従来品よりも安く、カスタマイズ機能を搭載した低価格なCAN解析ツール
CAN解析ツール EasyCANは、NI社製のcRIO-CAN、PCMCIA-CAN、USB-CANを使用した低価格でカスタマイズ可能なCAN解析ツールです。
CANデータの送信/受信、CANデータのグラフ表示(物理値)が可能で、CANの入門ソフトウェアとしても適しており、LabVIEWソースコードを提供するため、LabVIEWプログラミングの学習にも有効なリソースとなっています。さらに、LabVIEWプログラミングを学びながらソフトウェアをカスタマイズし、ユーザーニーズに合ったCAN解析システムを構築することも可能です。
システム構成
cRIO-CAN (NI社製 cRIO-CAN使用) | NI cRIO-付きセット (LANクロスケーブル付属) |
PCMCIA-CAN (NI社製 PCMCIA-CAN使用) | NI PCMCIA-CAN/2付セット (LabVIEWソースコード付属) |
ソフトウェアのみ (LabVIEWソースコード付属) | |
USB-CAN (NI社製 USB-CAN使用) | NI USB-CAN 付セット (LabVIEWソースコード付属) |
ソフトウェアのみ (LabVIEWソースコード付属) |
機能
CAN送信
- 周期を設定して、CANデータを送信できます。(最大30データ)
- ロギングしたデータをファイルから読み込んで送信可能
- 送信データを物理値で編集可能
CAN受信
- 開始ボタンもしくは、トリガ成立でCANデータをファイル保存できます。
- 開始ボタンもしくは、トリガ条件成立でグラフ表示開始(表示ON/OFF SWあり)
CAN表示
- ファイルに保存したデータを読み込んでグラフに表示できます。
- 選択した信号を物理値でグラフ表示できます。(CANdbファイル対応)
機能 | cRIO-CAN | PCMCIA-CAN | USB-CAN |
---|---|---|---|
CANdbファイル対応 | ○ | ○ | ○ |
受信データのファイル保存機能 | ○ | ○ | ○ |
トリガによるファイル保存開始・停止機能 | ○ | ○ | ○ |
ファイル保存データのグラフ表示機能 | ○ | ○ | ○ |
ファイル保存データのタイムスタンプ機能 | ○ | ○ | ○ |
送信と受信の並列実行 | ○ | ○ | × |
送信データの周期送信機能 | ○ | ○ | ○(注1) |
送信データの自動インクリメント機能 | ○ | × | × |
送信データの物理値編集機能 | ○ | ○ | ○ |
受信データのグラフ表示機能(物理値) | ○ | ○ | ○ |
(注1)ソフトウェアタイマーを使用いたしますので、リアルタイムの保証はございません。