NI-DAQカウンタ紹介
NI-DAQのカウンタ機能について紹介します。
カウンタ種類
入力アプリケーション
- エッジカウント(パルスの数をカウント)
- パルス幅測定
- 周期測定(半周期)
- 周波数測定
- 位置測定
- 2信号エッジ間隔測定
出力アプリケーション
- 簡易パルス生成
- パルス列生成
- 周波数の生成
- 周波数分周
基本的な接続方法
1.ソース
計測する為のクロックを入力します。このクロックの数を基準にします。
→ボードのクロックを通常は接続します。
2.ゲート
計測したい信号(パルス)を入力します。このパルス幅に前記クロックがいくつ入るか等で測定します。
→被測定信号を接続します
測定
周期、時間、数
測定したい信号をF1(GATE)に接続し、Ft(Source)にはボードのタイムベース(80MHz、20MHz等)を接続します。
位置測定
エンコーダの信号(A、B)から位置(移動方向と距離)を測定する事ができます。Z信号は原点位置の信号です。
NI-DAQカウンタのポイント
- 入力する信号のエッジでカウント動作します。
- ひげ状のノイズでもカウント動作します。(状態を回避するカウンタフィルタが有ります。)
- 測定精度は(ソースに)接続する信号(タイムベース)の周波数と精度によります。
- 周波数測定には何通りかの方法が有ります。
- 測定条件(周波数が高い/低い)で選択すると精度が向上します。