G Web Development SoftwareでのLabVIEW使用方法

G Web Development SoftwareでLabVIEWを使用して、WEBアプリを作成する方法を紹介します。

G Web Development Software

G Web Development Softwareは、グラフィカルプログラミングを使用して、テストおよび測定システム用のWebアプリケーションを作成するために使用できるプログラミング環境です。
開発者は、LabVIEWと同様の感覚でWebアプリケーションのプログラムを作成できます。LabVIEW、Python、C#で記述された既存のシステムに接続することもできます。
ユーザーは、Webブラウザがあれば、専用のプラグインのインストールは必要なく、G Web Development Softwareで作成されたWebアプリケーションを実行できます。

G Web Development Software

G Webプログラミング

新規プロジェクト作成

G Web Development Softwareを起動して、「Web Application Project」を選択します。

新規プロジェクト作成

プロジェクトファイル名を設定します。

プロジェクトファイル名を設定

G web ブロックダイアグラムコード

Gweb ブロックダイアグラムコード

LabVIEWソフト Webサービス

LabVIEWでは、プロジェクトから新規→Webサービスを選択ソフト Webサービスを作成します

  1. マイコンピュータを右クリックし、Webサービスを作成します。
  2. Webリソースから新規VIを作成します
Webサービス
  • 関数を配置
    接続→webサービス→要求変数を読み取る
  • 送信したいデータをコネクタペーンに接続

※表示器のラベル名に2バイト文字を含んでいるとエラーになるため注意
※配列の要素のラベルも要確認

関数を配置
送信したいデータをコネクタペーンに接続

NI Web サーバ構成を設定

WindowsスタートメニューからNI Webサーバ構成を実行する。

NI Web サーバ構成を設定

プリセットを選択

プリセット

パスワード設定(任意)

パスワードを設定します。

パスワード設定(任意)

構成概要

構成完了

サーバー設定

ローカルサーバーPC(LabVIEW)ソフトで収集したデータをGwebアプリケーションで表示する運用を行う場合は、以下の設定をします。

  • HTTPS設定:HTTPSを無効(非セキュア)
  • リモート接続:任意のクライアントからのリモート接続を許可
    生成されたURLと証明書の優先ホスト名「localhost」
  • クロスオリジンリソース共有(CORS):全ての起源に対してCORSを有効にする(非セキュア)
サーバー設定

設定後、「適用して再起動」をクリックします。

プログラム実行

WebServiceの起動

プロジェクトのWebServiceを右クリックして、開始を実行します。

WebServiceの起動

LabVIEW VI実行

LabVIEWのVIを実行します。

LabVIEW VI実行

Webブラウザ 実行

G Web Development Softwareのプロジェクトで「Run in browser」をクリックして、実行します。

Webブラウザ 実行
リソース

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FlexRIOとDRAMの使い方