文字列変換関数 LabVIEW
LabVIEW基本講座5-6
LabVIEWの文字列変換関数を説明します。文字列変換関数は、文字列のデータ型を変換します。文字列を数値、数値を文字列、パスを文字列、文字列をパスに変換します。
![LabVIEW文字列変換関数](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-1-6.jpg?resize=744%2C198&ssl=1)
![文字列変換関数パス](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-1.jpg?resize=430%2C197&ssl=1)
文字列変換関数一覧
数値を10進数文字列に変換
数値を10進数として、文字列に変換して出力します。
例:数値[123]を10進数整数文字列に変換→123
![10進数文字列を数値に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-2.jpg?resize=317%2C46&ssl=1)
数値を16進数文字列に変換
数値を16進数として、文字列に変換して出力します。
例:数値[10]を16進数整数文字列に変換→A
![16進数文字列を数値に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-3.jpg?resize=310%2C46&ssl=1)
数値を8進数文字列に変換
数値を8進数として、文字列に変換して出力します。
例:数値[10]を8進数整数文字列に変換→12(8で桁上がり)
![8進数文字列を数値に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-4.jpg?resize=299%2C46&ssl=1)
数値を指数文字列に変換
数値をE形式 (指数表記) の浮動小数点として、文字列に変換して出力します。
例:数値[123000]を文字列に変換(精度はデフォルト6)→1.230000E+5(小数点6桁)
![数値を指数文字列に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-6.jpg?resize=313%2C46&ssl=1)
数値を小数文字列に変換
数値をF形式 (小数表記) の浮動小数点として、文字列に変換して出力します。
例:数値[123]を文字列に変換(精度はデフォルト6)→1.230000(小数点6桁)
![小数/指数文字列を数値に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-5.jpg?resize=282%2C47&ssl=1)
数値を工学形式文字列に変換
数値を工学形式の浮動小数点数として、文字列に変換して出力します。
例:数値[123000]を精度1で文字列に変換→123.0E+3(小数点1桁)
![数値を16進数文字列に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-7.jpg?resize=334%2C47&ssl=1)
10進数文字列を数値に変換
文字列内の数値文字を10進数整数として、数値に変換して出力します。
例:文字列[123]を数値に変換→123
![数値を8進数文字列に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-8.jpg?resize=216%2C46&ssl=1)
16進数文字列を数値に変換
文字列(0~9、A~F、a~f)を16進数整数として、数値に変換して出力します。
例:文字列[A]を数値に変換→10
![10進数文字列を数値に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-9.jpg?resize=217%2C46&ssl=1)
8進数文字列を数値に変換
文字0~7を8進数整数として、数値に変換して出力します。
例:文字列[10]を数値に変換→8(1×8+0×1)
![数値を8進数文字列に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-10.jpg?resize=222%2C46&ssl=1)
小数/指数文字列を数値に変換
文字列(0~9、+、-、e、E、小数点 (ピリオド) を工学表記、小数形式として、数値に変換して出力します。
例:文字列[1.23]を数値に変換→1.23
![数値を小数文字列に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-11.jpg?resize=210%2C46&ssl=1)
値をスキャン
数値を形式文字列の変換コードに従って、文字列に変換して出力します。
例:文字列[10k]を形式文字列[%p(SI表記)]で数値に変換→10000(kはキロ1000として換算)
![値をスキャン](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-12.jpg?resize=249%2C46&ssl=1)
値をフォーマット
数値を形式文字列で指した形式で、文字列に変換して出力します。
例:数値[10000]を形式文字列[%0.p(小数点以下0桁のSI表記)]で数値に変換→大きさ10k
![値をフォーマット](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-19.jpg?resize=286%2C62&ssl=1)
パスを配列文字列に変換
パスを文字列の配列に変換します。
例:パス[C:\Users]を文字列配列に変換→配列[C][Users]
配列文字列をパスに変換
文字列の配列を組み合わせて、相対または絶対パスに変換します。
例:文字列配列[C][Users]をパスに変換→パス[C:\Users]
パスを文字列に変換
パスを文字列に変換します。
例:パス[C:\Users]を文字に変換→文字列[C:\Users]
文字列をパスに変換
文字列をパスに変換します。
例:文字列[C:\Users]をパスに変換→パス[C:\Users]
文字列をバイト配列に変換
文字列を符号なしのバイトの配列に変換します。
例:文字列[A1]を数値に変換→数値配列[65][49](ASCII文字コードに対応)
![文字列をバイト配列に変換](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course5-6-17.jpg?resize=349%2C108&ssl=1)
バイト配列を文字列に変換
数値をASCII文字に対応する文字列に変換します。
例:数値配列[65][49]を文字列に変換→文字列[A1]