VIウィンドウパレットの操作方法
LabVIEW基本講座2-1
これから、実際にLabVIEWを使ってみましょう。
LabVIEWのVI画面の基本的な操作、及びメニュー、パレットについて説明をします。
フロントパネルとダイアグラム
LabVIEWには、実行結果および、計測制御器の正面パネルをデザインできるフロントパネルウィンドウと、プログラム編集のためのダイアグラムウィンドウの2種類があります。
後述のパレットツールを用いて、プログラムの作成はカンパスに絵を描くようにウィンドウ上に作成することができます。
LabVIEWのプログラミングも、プログラム作成と実行用の2個のウィンドウを用いることは普通のプログラム言語と同じです。
ただし、編集ウィンドウだけでなく、グラフィカルな実行ウィンドウまでもリアルにユーザがデザインできるということが、他のプログラム言語と大きく異なっています。
![VIフロントパネル](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course1-4-7.jpg?resize=558%2C213&ssl=1)
ツールバー
ウィンドウの上部には次のようなツールバーがあります。VIの実行や文字サイズの設定などを行えます。
![VIツールバー](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course2-1-2.jpg?resize=650%2C210&ssl=1)
ツールパレット
ウィンドウメニューにある表示(V) -> ツールパレットを使ってVIの画面編集やデバッグを行うことが出来ます。各ツールの内容は次の通りです。操作の参考にしてください。
![ツールパレット](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course2-1-3.jpg?resize=720%2C385&ssl=1)
制御器パレット
フロントパネルに切替えた時に自動的に表示されるパレットです。制御器パレットを使ってVIのプロントパネルに制御器や表示器を配置します。
![制御器パレット](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course2-1-4.jpg?resize=212%2C432&ssl=1)
関数パレット
関数パレットは、グロックダイアグラムに切替わった時に表示されるパレットです。
このパレットを使って、VIのブロックダイアグラム上に、節点(定数、表示器、VIなど)を配置します。
![関数パレット](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course2-1-5.jpg?resize=216%2C484&ssl=1)
ピンナップ機能
同じフローティング中のオブジェクトを素早く選択するための機能としてピンナップ機能があります。
ピンナップツールにマウスを近付けると、ウィンドウ左上部の“ピン”の表示が変わり、選択したフローティングパレットがウィンドウとして固定され、パレットはクイックモードになります。
![ピンナップ](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course2-1-6.jpg?resize=600%2C487&ssl=1)
プルダウンメニュー
VIを開いた時の画面の様子とメニューを表示します。
各メニューの詳細については、必要な場合にて順次説明を加えていきます。
![プルダウンメニュー](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course2-1-7.jpg?resize=725%2C435&ssl=1)