LabVIEWサンプルを検索

LabVIEW基本講座 ハードウェア編10

LabVIEWでサンプルを検索する方法を説明します。タスクから選択する方法、キーワード検索、ハードウェアを指定して実行可能なサンプルVIのみ検索する手順を説明します。

NIサンプル画面を表示

メニューの[ヘルプ]→[サンプルを検索]をクリックします。クリックするとNIサンプルファインダ画面が表示されます。

1.タスクから検索

[表示オプション]で[タスク]を選択して、一覧からフォルダを選択していき、目的の項目をダブルクリックするとサンプルVIが表示できます。

例：[電圧-連続入力]のサンプルVIを表示する場合
[ハードウェア入力と出力]→[DAQmx]→[アナログ入力]→[電圧-連続入力]をダブルクリック

2.ディレクトリ別から検索

[表示オプション]で[ディレクトリ別]を選択して、一覧からディレクトリを選択していき、目的の項目をダブルクリックするとサンプルVIが表示できます。

例：[電圧-連続入力]のサンプルVIを表示する場合
[DAQmx]→[Analog Input]→[Voltage – Continuous Input.vi]をダブルクリック

3.キーワードで検索

[キーワード]タブを選択して、キーワードの一覧からキーワードをダブルクリックする。また、キーワードを入力欄に直接入力して検索ボタンをクリックするとキーワードに関連するサンプルVI一覧が表示されます。

例：キーワード[電圧]をキーワード欄に入力して、検索ボタンをクリック

キーワードを複数入力する場合は、スペースで区切ります。
例：[電圧 入力]

4.デバイスで検索

使用するデバイスに対応したサンプルVIのみを表示します。

例:USB-6008に対応したサンプルVIを検索する場合

4-1.デバイスを追加

NIサンプルファインダ画面の左下の「ハードウェア」から[デバイスを追加]を選択します。

4-2.デバイスを選択

左欄からデバイスを検索用のデバイスを選択します。

4-3.検索用デバイスを追加

デバイスを選択した状態で矢印ボタンをクリックすると、右欄の検査デバイスリストに追加されます。
OKボタンをクリックしてデバイスの追加を完了します。

4-4.デバイスを選択してフィルタ検索

「ハードウェア」から追加したデバイスを選択します。

4-5. ハードウェアに対して結果を制限

「ハードウェアに対して結果を制限」にチェックを入力すると、選択したデバイスで実行可能なサンプルVIのみが表示されます。

「ハードウェアに対して結果を制限」の状態から、キーワード検索することもできます。

サンプルVI表示

検索した項目を一覧からダブルクリックするとサンプルVIが表示されます。

表示されたサンプルVIを保存すると、基とサンプルVIも上書き保存されてしまいます。
サンプルVIのコードを使用する場合は、複製したVIを使用するか、別VIにコードをコピーするようにしましょう。
サンプルVIディレクトリは、LabVIEW2020の場合「C:\Program Files (x86)\National Instruments\LabVIEW 2020\examples」です