TestStandレポート機能について
TestStandレポート機能(形式、生成方法)の紹介をします。
TestStandレポート機能とは
- TestStand標準機能で実行したシーケンスの情報(テストステップ名称、上下限値、判定結果)をレポートとして精製します。
- レポートのファイル形式、保存場所、保存項目を任意に設定することができます。
- レポート生成を試験スレッドとは非同期で実行することができます。
- On-the-Fly Reportingオプションを有効にすると、検査実行中に順次精製されるレポートを確認することができます。(但し検査速度が遅くなる場合もあります)
![TestStandレポート機能とは](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-01.png?resize=469%2C418&ssl=1)
レポート機能の使い方
レポートオプション
生成するレポートの設定を行います。
「Configure」 → 「Result Processing」でオプション画面を開きます。
![レポートオプション](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-02.png?resize=683%2C242&ssl=1)
レポートのファイル形式、出力パスなどを設定します。
![レポートオプション](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-03.png?resize=836%2C362&ssl=1)
各試験ステップでの設定
TestStandシーケンスの各ステップで、レポートに表示する値、グラフをチェックします
数値の場合
![各試験ステップでの設定1](https://i0.wp.com/peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-04.png?resize=719%2C530&ssl=1)
グラフの場合
![各試験ステップでの設定2](https://i0.wp.com/peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-05.png?resize=811%2C525&ssl=1)
画像の追加
HTML文章にてローカル画像をレポートに追加することができます。
![画像の追加](https://i0.wp.com/peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-06.png?resize=578%2C373&ssl=1)
- IMG ALT = 画像の属性
- SRC = 画像の相対パス
グラフをレポートに追加する方法では、グラフのプロット数が多い場合TestStand標準設定では最大100プロットに間引きをします。
全てのデータを残す設定もありますが、TestStandの動作が遅くなるため画像を残す方法を使用しました。
UUT毎に別のファイルで保存
レポートのデフォルト設定では、STOPで試験が終了するまでの全ての結果が1ファイルのレポートとなります。
レポートオプションの設定で、UUT(Unit Under Test)別にファイルを分けて保存することができます。
![UUT毎に別のファイルでログファイルを保存](https://i0.wp.com/peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/tec-teststand-report-07.png?resize=928%2C328&ssl=1)
レポート設定で”New UUT Report File for Each UUT”のチェックを入れて、Report Optionsコールバックのパラメータでファイルパス等を設定することでUUT毎に任意の場所にレポートを保存することができます。