LabVIEW準開発者認定(CLAD) 受験アドバイス
LabVIEW準開発者認定とは
LabVIEW準開発者認定(CLAD:Certified LabVIEW Associate Developer)試験は、LabVIEW基本機能となLabVIEWアプリケーションの開発、デバッグ、保守の幅広い理解を証明する試験です。受験対象者は、6か月以上のLabVIEW経験者を想定しています。
試験の概要
- 出題形式:選択式試験(4択)
- 試験時間:1時間
- 試験問題数:40問
- 合格基準:70%(40問中28点正解)
- 試験資格:制限なし
- 結果発表:試験完了後、その場で合否通知
試験区分
No | 項目 | 割合 | 配点 |
---|---|---|---|
1 | ハードウェア | 10% | 4点 |
2 | LabVIEWプログラミング環境 | 25% | 10点 |
3 | LabVIEWプログラミングの基礎 | 50% | 20点 |
4 | 最善のプログラミング | 15% | 6点 |
合計 | 100% | 40点 |
サンプル問題
LabVIEW設計者認定のサンプル問題がNI社のWEBサイトからダウンロードできます。
(ダウンロードにはNIのアカウント登録が必要です。)
https://www.ni.com/ja-jp/shop/services/education-services/certification-program.html
試験形式
- 試験はオンラインで行われます。
- PCで試験用のアプリケーションを起動して試験を開始します。
- マウスで回答を選択、NEXTボタンで次の問題に進みます。
- 制限時間1時間以内ならば選択を変更可能です。
- 問題一覧画面で、選択した回答を確認でき、各問題ページにジャンプすることができます。
- 回答が完了した場合、1時間経過する前に、試験を完了、合否を受けることができます。
見直し
オンライン試験アプリケーションでは見直し機能があります。フラグをON/OFFすることで、自分が再チェックしたい問題に目印をつけることができます。
試験アプリケーション起動中は、Windowsのアプリケーションを開けないため、メモを取ることはできません。ただし、紙に途中計算などをメモすることはできます。メモした紙は試験後に回収されます。
注意点
問題をよく見ること。
試験ではサンプル問題から少し問題を変えて出題されていることがあります。サンプル問題と同じ回答と誤認すると不正解となります。
例題
次のダイアグラムのように、配列連結追加 (Build Array) 関数の「入力を連結」オプションを選択した場合、出力値は次のうちどれになるでしょう。
a.
b.
c.
d.
答え c
試験の問題
次のダイアグラムのように、配列連結追加 (Build Array) 関数の「入力を連結」オプションを選択しない場合、出力値は次のうちどれになるでしょう。
上の問題と同じ回答選択で
答え a
同じ関数を使用していますが、「入力を連結」の選択する場合と選択しない場合では、答えが異なります。