LabVIEW開発者/設計者認定試験
LabVIEW認定試験は、 LabVIEWの開発者としてNI社の要求する技術レベルに達していると認められたことを証明する試験です。今回はLabVIEW認定試験の概要について紹介します。
認定試験種類
NI社のLabVIEW認定プログラムは、以下の3段階の認定レベルで構成されています。
資格名 | 試験概要 | 経験目安 |
---|---|---|
LabVIEW準開発者認定試験 (CLAD) | LabVIEW開発システムの基礎機能全般に関する理解度、 およびその知識 | 6~9か月 |
LabVIEW開発者認定試験 (CLD) | LabVIEWアプリケーションの開発、デバッグ、デプロイ、 および保守の実技水準を認定する試験 | 1年~1年半 |
LabVIEW設計者認定試験 (CLA) | LabVIEWアプリケーションの開発能力に加え、 管理ツールを活用したプロジェクト管理能力 | 2年以上 |
認定試験
試験 | 試験形式 | 試験時間 | 合格基準 | 受験資格 |
---|---|---|---|---|
LabVIEW準開発者認定試験 (CLAD) | 筆記試験: 選択式(4択)40問 | 1時間 | 70% (40問中28問正解) | 制限なし |
LabVIEW開発者認定試験 (CLD) | 実技試験: アプリケーション開発 | 4時間 | 70% (40点中28点以上) | 制限なし |
LabVIEW設計者認定試験 (CLA) | 実技試験: アプリケーションとVIの開発 | 4時間 | 70% (100点中70点以上) | CLD合格者 |
資格の有効期限
認定資格には有効期限があり、有効期限後は1年間が保留期間となります。保留期間中に再認定試験を受験して合格すると再認定されます。有効期限中に再認定試験を受験することも可能です。
試験 | 有効期限 | 保留期間 |
---|---|---|
LabVIEW準開発者認定試験(CLAD) | 2年 | 1年 |
LabVIEW開発者認定試験(CLD) | 3年 | 1年 |
LabVIEW開発者認定試験(CLD) | 4年 | 1年 |
再認定試験
認定の有効期限切れると、再認定試験を受験する必要があります。
合格すると再認定され、合格後に再度有効となります。(CLAD:2年、CLD:3年、CLA:4年)
試験 | 試験形式 | 試験時間 | 合格基準 | 備考 |
---|---|---|---|---|
CLAD-R | 筆記試験:選択式(4択)40問 | 1時間 | 70%(40問中28問正解) | |
CLD-R | 筆記試験:選択式(4択)40問 | 1時間 | 70%(40問中28問正解) | |
CLA-R | 筆記試験:選択式(4択)40問 | 1時間 | 70%(40問中28問正解) | 問題文は英語 |
受験費用
受験費用は、個人・団体での申し込みおよび試験の種類によって異なります。参考に過去の受験費用を掲載します。
※記載する受験料は過去のCLD受験の際の費用を掲載しています。
※現在の受験料とは異なりますので、正確な金額はNI社にお問い合わせください。
個人で申し込む場合
個人で申し込み受験する場合、約4,8000円/人
NI社に訪問して、NI社内の試験部屋にて、用意されたPCを使用して受験します。
団体で申し込む場合
認定を受けた企業・大学で受験する場合、CLADと再認定試験は4,500円/人、CLDとCLAは約1,2000円/人
試験会場および試験で使用するPCとオンライン環境は申し込んだ会社側で用意します。
NI社からは試験監督官が来訪して試験する形式となります。
※正確な受験料はNI社にお問い合わせください。
申し込みについて
認定試験の申し込みは、NI社(https://www.ni.com/ja-jp.html)にお問い合わせください。
NI社の認定プログラムページアドレス(クリックするとジャンプします)
https://www.ni.com/ja-jp/shop/services/education-services/certification-program.html