データ型 LabVIEW
LabVIEW基本講座4-1
LabVIEWプログラムで使用するデータ型(データタイプ)の紹介します。データタイプによって、ブロックダイアグラム上のアイコン・ワイヤの色、形状が変わります。
データ型一覧
LabVIEWプログラム上の基本的なデータタイプ一覧を表示します。
VIのフロントパネルのオブジェクト、ブロックダイアグラム上のアイコン表示とデータタイプ表示を掲載します。
ブール True/False
ブール、ボタン、スイッチ、LEDライトなどのTRUE/FALSEの値
数値
整数、小数、複素数などの数値。アイコン・ワイヤの色は整数と小数で変わります。
整数
小数
数値のデータタイプ
数値のデータタイプはメニューの表記法かプロパティのデータタイプで設定できます。
文字列
文字、テキストのデータ。
パス
ファイルパスのデータ。
ピクチャ
画像のデータ。
タイムスタンプ
時間データ。年月日 時分秒の値。
リソース・チャンネル
リース・チャンネルデータ。制御する計測器のアドレス、チャンネルの値。
バリアント
バリアントデータ。文字列と数値など異なるデータタイプをまとめて同じデータタイプとして扱うことができる値です。
バリアントデータの値で計算などに使用する場合は、バリアント関数を使用して元のデータタイプに変換する必要があります。
配列
配列データ。同じデータタイプの複数データを1つのまとまりのデータとして扱います。
アイコン・ワイヤの色は配列のデータ要素のデータタイプと同じでワイヤが太くなります。
クラスタ
クラスタはデータ要素をグループ化します。アイコン・ワイヤの色はクラスタのデータ要素が数値のみと複合で変わります。
複数のデータタイプ
数値のみ
エラー
LabVIEWのエラーデータ。クラスタデータとなり、ステータス:ブール、コード:数値、ソース:テキストで構成されます。
波形
LabVIEWの波形データ。クラスタデータとなり、t0:タイムスタンプ、dt:数値、Y:数値配列で構成されます。