データ型 LabVIEW
LabVIEW基本講座4-1
LabVIEWプログラムで使用するデータ型(データタイプ)の紹介します。データタイプによって、ブロックダイアグラム上のアイコン・ワイヤの色、形状が変わります。
データ型一覧
LabVIEWプログラム上の基本的なデータタイプ一覧を表示します。
VIのフロントパネルのオブジェクト、ブロックダイアグラム上のアイコン表示とデータタイプ表示を掲載します。
ブール True/False
ブール、ボタン、スイッチ、LEDライトなどのTRUE/FALSEの値
![LabVIEWブール](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-bool.jpg?resize=378%2C59&ssl=1)
数値
整数、小数、複素数などの数値。アイコン・ワイヤの色は整数と小数で変わります。
整数
![LabVIEW整数](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-integer.jpg?resize=373%2C56&ssl=1)
小数
![LabVIEW小数](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-decimal.jpg?resize=379%2C51&ssl=1)
数値のデータタイプ
数値のデータタイプはメニューの表記法かプロパティのデータタイプで設定できます。
![数値データタイプ](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-type.jpg?resize=186%2C188&ssl=1)
文字列
文字、テキストのデータ。
![LabVIEW文字列](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-string.jpg?resize=379%2C52&ssl=1)
パス
ファイルパスのデータ。
![LabVIEWパス](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-path.jpg?resize=377%2C53&ssl=1)
ピクチャ
画像のデータ。
![LabVIEW画像](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-picture.jpg?resize=381%2C131&ssl=1)
タイムスタンプ
時間データ。年月日 時分秒の値。
![LabVIEW時間](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-time.jpg?resize=378%2C66&ssl=1)
リソース・チャンネル
リース・チャンネルデータ。制御する計測器のアドレス、チャンネルの値。
![LabVIEWリソース](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-resource.jpg?resize=380%2C55&ssl=1)
バリアント
バリアントデータ。文字列と数値など異なるデータタイプをまとめて同じデータタイプとして扱うことができる値です。
バリアントデータの値で計算などに使用する場合は、バリアント関数を使用して元のデータタイプに変換する必要があります。
![LabVIEWバリアント](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-variant.jpg?resize=382%2C108&ssl=1)
配列
配列データ。同じデータタイプの複数データを1つのまとまりのデータとして扱います。
アイコン・ワイヤの色は配列のデータ要素のデータタイプと同じでワイヤが太くなります。
![LabVIEW配列](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-array.jpg?resize=378%2C107&ssl=1)
クラスタ
クラスタはデータ要素をグループ化します。アイコン・ワイヤの色はクラスタのデータ要素が数値のみと複合で変わります。
複数のデータタイプ
![LabVIEWクラスタ](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-cluster.jpg?resize=393%2C140&ssl=1)
数値のみ
![LabVIEWクラスタ数値](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-cluster-2-1.jpg?resize=387%2C122&ssl=1)
エラー
LabVIEWのエラーデータ。クラスタデータとなり、ステータス:ブール、コード:数値、ソース:テキストで構成されます。
![LabVIEWエラー](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-error.jpg?resize=402%2C140&ssl=1)
波形
LabVIEWの波形データ。クラスタデータとなり、t0:タイムスタンプ、dt:数値、Y:数値配列で構成されます。
![LabVIEW波形](https://i0.wp.com/www.peritec-si.com/wp/wp-content/uploads/labview-course4-1-wave.jpg?resize=378%2C120&ssl=1)