NI MAXテストパネル カウンタI/O
LabVIEW基本講座 ハードウェア編7
NI MAX テストパネルのカウンタI/O画面について説明します。
カウンタI/O画面では、入力された信号の電圧立ち下がりエッジの回数をカウントします。
エッジは、TTLレベルで2.0Vを超え、0.8Vを下回ったのを検出して、カウントします。
NI MAXの「デバイスとインターフェース」で表示されたNI USB-DAQを右クリック→「テストパネル」または、右メニューバーの「テストパネル」を選択して開かれるテストパネル画面で、「カウンタI/O」のタブをクリックするとカウンタI/O画面が表示されます。
カウンタI/O
入力された信号の電圧立ち下がりエッジの回数をカウントします。
1.チャンネル名
デバイスチャンネルを選択します。クリックすると使用できるチャンネル一覧が表示されます。
2.モード
デバイスチャンネルを選択します。クリックすると使用できるチャンネル一覧が表示されます。
パルス列生成 | 周波数とデューティサイクルで周期信号を出力します。 |
エッジカウント | デジタル信号の立ち上がりエッジ数をカウントします。 |
USB-6008ではエッジカウントのみ使用できます。
3.エッジソース
エッジのソースチャンネルを選択します。
ソース:参照元。元となる入力信号。
4.周波数
モードでパルス列生成を選択した場合、パルス信号の周波数を入力します。
5.デューティサイクル
モードでパルス列生成を選択した場合、パルス信号のデューティサイクルを入力します。
デューティサイクル:パルスにHIGH/LOWの幅の比率。
6.カウント値
検出したエッジ回数を表示します。
7.開始ボタン
カウントを開始します。
8.停止ボタン
カウントを停止します。
デジタルI/Oでカウンタテスト
NI MAXのデジタルI/O画面の操作でカウンタI/Oをテストします。
1.接続
(P0.0)と(PFI0)を接続します。
2.カウンタI/O設定
カウンタI/O画面で設定を行います。
チャンネル名 | Dev1/ctr0 |
モード | エッジカウント |
エッジソース | /Dev1/PFI0 |
3.開始
開始ボタンを押してカウンタI/Oを開始します。
4.カウント
デジタル出力のタブをHIGH→LOWにするとカウントが増加します。
5.停止
停止ボタンを押してデジタルI/Oを終わります。
アナログ入出力でカウンタテスト
NI MAXのアナログ画面の操作でカウンタI/Oをテストします。
1.接続
(AO0)と(PFI0)を接続します。
2.カウンタI/O設定
カウンタI/O画面で設定を行います。
チャンネル名 | Dev1/ctr0 |
モード | エッジカウント |
エッジソース | /Dev1/PFI0 |
3.開始
開始ボタンを押してカウンタI/Oを開始します。
4.カウント
アナログ出力を2V→0Vにするとカウントが増加します。
5.停止
停止ボタンを押してデジタルI/Oを終わります。