VIのブロックダイアグラム操作
LabVIEW基本講座2-4
LabVIEWでブロックダイアグラムのオブジェクト(端子、関数)の配置、ワイヤを配線する方法を説明します。
前回のLabVIEW基本講座2-3で作成したVIを使用してブロックダイアグラムを操作します。
ブロックダイアグラムの表示
ウィンドウの表示をダイアグラムに切替えます。 切替え方法は、メニューのウィンドウ/ダイアグラムを表示を選択してください。また、 簡単に切替えを行うには、ダイアグラム画面上をクリックする方法があります。
VIワイヤ配線
ツールパレットの配線ツールを使用して各アイコンを結びます。
配線ツールは、ツールパレット上にあります。ツールパレットを表示していない場合は、メニューの表示/ツールパレットを選択して表示してください。
VI実行
アイコンを配線したらVIを実行して動作を確認してみます。
1.フロントパネルのダイヤルをマウスでドラックで回す。
2.メニューの実行ボタンをクリック
3.タンク表示器にダイヤル制御器と同じ値が表示されます。
ワイヤ削除
ワイヤを削除します。ワイヤの削除は、ワイヤを左クリックした状態でDeleteキーをクリックするか、ワイヤを右クリックして表示されるメニューで「ワイヤの分岐を削除」をクリックします。
ブロックダイアグラムにオブジェクト配置
ブロックダイアグラム画面でオブジェクト関数の配置を行います。
今回は、数値関数の商「÷」(入力端子に接続された2つの数値を除算して結果を出力)を配置して、VI処理に追加します。
関数パレットの数値→商のアイコンをドラック&ドロップします。
商の関数にワイヤ接続します。
除数(分母)に定数で「2」を設定します。
商関数の端子上で右クリック→作成→定数をクリックする。
または、関数パレットで数値→DBL数値定数をクリックします。