VIのフロントパネル操作
LabVIEW基本講座2-3
LabVIEWでフロントパネルにオブジェクト(制御器、表示器)を配置する方法を説明します。
手順に従って下図のフロントパネルを作成します。
フロントパネルにオブジェクトを配置
フロントパネルで右クリックすると「制御器」パレットが表示され、その中で「数値」を左クリックすると数値カテゴリのオブジェクトが表示されます。
数値カテゴリの中からダイヤルをクリック、ドラック&ドロップでフロントパネルに配置できます。
オブジェクトのサイズ変更
ダイヤルのオブジェクトの上にマウスカーソルを移動すると、オブジェクトの周りに点が表示されます。
点をマウスカーソルでドラック&ドロップでオブジェクトサイズを拡大/縮小できます。
値入力
ダイヤルの最大値を変更したい場合、最大値表示の「10」の数値をクリックして、直接、数値を入力すると最大値が変更されます。
または、オブジェクト上で右クリック→プロパティで表示される画面の「スケール」タブで「スケール範囲」の「最大」の値を変更すると最大値が表示されます。
オブジェクトの文字、数値、名称を変更する場合は、主に画面上から直接入力するとか、プロパティで変更することなります。
オブジェクトの表示項目
まず、タンクのオブジェクトを「数値」→「タンク」で配置します。
オブジェクト上で右クリック→「表示項目」→「デジタル表示」でタンクの数値を表示する「デジタル表示」を表示させられます。
文字サイズ変更
オブジェクトの文字は、オブジェクトまたは項目をクリックした状態で、上部のフォントメニューの「サイズ」で変更できます。
または、ショートカットキー「Ctrl + =」で大きく、「Ctrl + -」で小さくできます。
オブジェクトの色変更
オブジェクトの色変更は、ツールパレットのペイントツールで色を選択して、オブジェクトの上で左クリックをすると色が変更されます。
または、プロパティ画面から変更することができます。
色の選択はWindowsのペイントを同じでRGBシステムカラーで選択します。
以上の操作で以下のオブジェクトが出来上がります。
次回はこのオブジェクトを実際に動作させてみます。