パーティクルセンサ(微粒子計測器)ソフトウェア開発

株式会社ペリテックが過去に開発したパーティクルセンサ(微粒子計測器)を使用して、部屋内の浮游塵埃量をモニタリングするLabVIEWプログラムの開発事例を紹介します。

使用機器

  • リオン社KA-03 パーティクルセンサ
    粒子計測/空気清浄度計測器。浮游塵埃量を計測する。
  • NI USB-485
    RS485インターフェースをUSBに変換する際に使用するモジュール
使用機器
構成図

コマンド作成

LabVIEWでパーティクルセンサに送信するコマンドを作成するプログラムを作ります。
パーティクルセンサコマンドの取り扱い説明書を基にコマンドを組み立てます。

コマンド作成
コマンド作成(LabVIEWプログラム)

メッセージの構造

コンピュータとパーティクルセンタとの通信で用いられるメッセージの構造は、以下のようになっています。

<SOH><発信者><宛先><STX><通信文><ETX><検査符号><EOT>

<SOH>:char(01H)(ASCII制御符号“StartofHeading”)
<発信者>:ノードアドレス(“@”、“A”~“_”)
<宛先>:ノードアドレスまたは同時通報アドレス“0”
<STX>:char(02H)(ASCII制御符号“StartofText”)
<通信文>:コンピュータと本器との間で交わされるメッセージ
<ETX>:char(03H)(ASCII制御符号“EndofText”)
<検査符号>:伝送の際に誤りを検出するための検査符号
<EOT>:char(04H)(ASCII制御符号“EndofTransmission”)

リオン社パーティクルセンサ取扱説明書より

RS485通信プログラム

LabVIEWのVISA関数を使用して、RS485でパーティクルセンサと通信するプログラムを作成します。

RS485通信プログラム

VISA関数

​NI-VISA(Virtual Instrument Software Architecture)は、​LabVIEWなど、​NI​社の​アプリケーション​開発​環境​で​計測​器​を​制御​する​​API​です。
​LabVIEWではVISA関数を使用することで、シリアル​(RS232/​RS485)、GPIB、​VXI、​PXI、​Ethernet/​LXI、​USB​インタフェース​など​​構成、通信、制御の​プログラミングを行うことができます。

モニタリングプログラム

作成したコマンド作成プログラムとRS485通信プログラムを使用して、パーティクルセンサのモニタリングプログラムを作成します。

モニタリング画面
LabVIEWコード

パーティクルセンサをPCから制御して、部屋内の浮游塵埃量、清浄度を計測するプログラムが作成できました。プログラムを拡張することで、清浄度の判定や他の計測器と連携することも可能です。