LabVIEW 3D Pictureの活用

LabVIEWで3Dピクチャを使用した例を紹介します。
3D Pictureを使えばプロットでは出来ない色付けや表示方向の指定ができます。定形のデータを連続表示することで変位計のデータを形で表すことも可能です。

3Dピクチャーの利点

多数の測定データに対してビジュアルな表示ができます。

ビジュアルな表示

頂点に対して任意の色を付けることができる為、自由な色付けができます

自由な色付

作成した面(メッシュ)の座標をマウスカーソルで取得することも可能です。

座標をマウスカーソルで取得

3Dピクチャの欠点

3Dグラフのようにxyzのデータだけでは描画できません。

3Dピクチャの欠点

プログラミング方法

頂点座標(x,y,z)のデータおよびそれらを結ぶ線(順番)を与えることで面(メッシュ)を作成することが出来ます。

面(メッシュ)を作成

光の反射する角度を指示するための法線ベクトル(ある面に対して垂直なベクトル)を計算します。

光の反射する角度を指示するための法線ベクトル

頂点の色を指定します。メッシュの色は各頂点の色を補間して面に反映されます。

頂点の色を指定