プログラミングコース02 ーLabVIEWを使ったアプリケーション開発ー
プログラミングの実践
STEP1:波形チャートにデータを表示してみましょう
①1つのデータを表示する場合

②3つのデータを表示する場合

③3つの配列データを表示する場合

プロットの凡例を右クリックして、この一覧表を表示することにより、色・ラインスタイル・線の太さなどを変更することが出来ます。

STEP2:波形グラフにデータを表示してみましょう
①1つのデータを表示する場合

②3つのデータを表示する場合

③x0とΔx を指定する場合

①1つのデータを描写しながら表示する場合

②3つのデータを描写しながら表示する場合

波形グラフには、カーソルを表示する機能があります。(表示項目/カーソル凡例を選択して、カーソルを追加します。)

STEP3:数値を文字列に変換する関数と文字列を数値に変換する関数

「文字列」を選択後「数値/文字列変換」を選択。

②は文字列を数値に変換する関数です
①数値を小数点以下3桁の文字列に変換する場合

②小数点文字列を数値に変換する場合

STEP4:数値を一覧表に表示してみましょう

STEP5:テキストファイルの書き込みと読み込みの処理を作成してみましょう

①テキストファイルの書き込み

②テキストファイルの読み込み

STEP6:バイナリファイルの書き込みと読み込みの処理を作成してみましょう

①バイナリファイルの書き込み

②バイナリファイルの読み込み

STEP7:デザインパターンについて

「ファイル」から「新規(N)」を選択し、「生産者/消費者デザインパターン(イベント)」を選択します。すると上図のようなVIが立ち上がります。
STEP8:簡単なアプリケーションソフトを作成してみましょう
冷房・暖房・除湿3つの運転モードを持つエアコン(下図)の処理を作成してみましょう


キューで送信するメッセージを列挙定数で作成する。

①停止処理
②運転切替処理
③冷房運転
④暖房運転
⑤除湿運転
生産者ループのイベント処理を作成する。

①運転開始ボタン:値変更
②運転切替ボタン:値変更
③運転停止ボタン:値変更
④stop:値変更
消費者ループのランプ表示処理を作成する。

①停止処理:すべてのランプOFF
②冷房運転:冷房運転ランプON
③暖房運転:暖房運転ランプON
④除湿運転:除湿運転ランプON
消費者ループの運転切替処理を作成する。

①冷房運転中の時:暖房運転処理の起動
②暖房運転中の時:除湿運転処理の起動
③除湿運転中の時:冷房運転処理の起動
ポイントのまとめ
- 波形チャートにはバッファがあるので、データを入力するだけでグラフ表示される
- 波形グラフにはバッファがないので、表示するデータをすべて入力する必要がある
- 数値と文字列を意識してプログラミングする必要がある
- 一覧表に表示するには、数値を文字列に変換する必要がある
- 一覧表に表示すると簡単にCSVファイルに保存できる
- 生産者/消費者デザインパターンは、イベントストラクチャとキューを使用する
- キューのデータタイプは、列挙定数をタイプ定義に指定するとcaseの処理が作りやすい
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