ダイアログ関数 LabVIEW
LabVIEW基本講座5-11
LabVIEWのダイアログ関数を説明します。ダイアログ関数は、ダイアログ画面の表示、設定、ダイアログで入力された値の出力、エラー警告画面の表示、エラーのデータの操作を行えます。ダイアログとは、ユーザーに情報を表示したり、入力を求める画面のことです。
ダイアログ関数一覧
1ボタンダイアログ
メッセージと1つのボタンを含むダイアログボックスを表示します。
例:メッセージ[OKですか?]、ボタン名[はい]を入力、表示されるダイアログではいをクリック
ダイアログ
2ボタンダイアログ
メッセージと2つのボタンを含むダイアログボックスを表示します。
例:メッセージ[OKですか?]、Tボタン名[はい]、Fボタン名[いいえ]を入力、表示されるダイアログではいをクリック
ダイアログ
3ボタンダイアログ
メッセージと3つのボタンを含むダイアログボックスを表示します。
例:メッセージ[OKですか?]、Tボタン名[はい]、Fボタン名[いいえ]を入力、表示されるダイアログではいをクリック
ダイアログ
シンプルエラー処理
エラーが発生ダイアログを表示させます。設定入力でダイアログの種類、ダイアログの非表示を設定できます。
例:エラークラスタ(ファイルのパス違いエラー)を入力、ダイアログタイプに[OKメッセージ]
ダイアログ
一般エラー処理
エラーが発生ダイアログを表示させます。設定入力でダイアログの種類、ダイアログの非表示を設定できます。シンプルエラー処理より詳細な設定を行うことができます。
ダイアログ
エラークリア
エラーステータスをエラーなし、コードを0、ソースを空文字列にリセットします。
エラー結合
複数のエラークラスタを結合して、1つにします。
例:エラークラスタ[Fales,9997,ユーザー定義警告]と[True,9999,ユーザー定義のエラー]を入力 → エラークラスタ[True,9999,ユーザー定義のエラー](Trueになっているエラーが優先される)
エラーコードからエラークラスタ
エラーまたは警告コードをエラークラスタに変換します。
例:エラーコード[7]、ソース[エラー7]を入力
第1エラー検索
数値エラーコードを出力として生成します。
例:エラーコード[0,7]、ソースメッセージ[エラーなし,エラーあり] → エラー[True]、エラー出力[True,7,エラーあり]
ユーザ入力プロンプト
ユーザ名、パスワードなど、入力情報を表示する標準のダイアログボックスを表示します。
プロパティ画面
ダイアログ
ユーザにメッセージを表示
警告やメッセージを含む標準のダイアログボックスを表示します。