VIのエラー修正

LabVIEW基本講座2-5

LabVIEWのVIを作成する中で、エラーが起きた場合に修正する方法を説明します。

エラーリスト表示

VIにエラーがあるとVIが実行できないため、実行ボタンが壊れた状態となります。
この状態で実行ボタンをクリックするとエラーリストが表示されます。

下図は商の関数に定数を配線していないVIです。値が入力されていない状態のため実行することが出来ずに実行ボタンが壊れた状態となっています

VIエラー

壊れた実行ボタン

壊れた実行ボタン

この状態で実行ボタンをクリックするとエラーリストが表示されます。

エラーリスト

エラーリストにはエラーが起きている箇所と詳細が表示されています。
「未配線の端子または不正な端子がふくまれています」
このエラー内容を参考にエラーを修正します。

エラーリストの表示方法
1. 壊れた実行ボタンをクリック
2. メニューの表示→エラーリスト
3. ショートカットキー「 Ctrl + L」

エラー箇所表示

エラーリストで「エラーを表示」ボタンをクリックするとVI画面上のエラー箇所にジャンプ表示されます。

エラー箇所

ブロックダイアグラム上のワイヤエラー

VIのブロックダイアグラムのワイヤの接続に問題がある場合はワイヤに×マークのついたワイヤとして表示されます。

下図は出力につなぐワイヤを入力につないだ状態のブロックダイアグラム表示です。

ワイヤエラー

ワイヤを削除すればエラー削除すればエラーがなくなります。

ブロックダイアグラム内の全不良配線の削除
1.メニューの編集→不良ワイヤを削除を選択してください。
2.ショートカットキー Ctrl + B でも不良ワイヤを削除できます。

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